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奥が深いHasselblad その2

こんばんは。


いろいろあってハッセルデビューすることになりました松田です(笑)


ハッセルは大きく分けて、レンズ・ボディ・マガジンの3つから構成されています。


この3つを決めるだけでもかなり悩みました。


特にボディなんて箱でしかないので、どれ使っても写りには関係ないんですけどね。


撮影のモチベーションに繋がりますので、ボディ選びも大事です(笑)


まずはレンズから。


標準レンズの80mmでも世代によって写りが大きくことなり、どれにするか悩ましいところです。


一番スタンダードなC Planar 80mm f2.8 T*はレンズもコンパクトで


どのボディにもぴったり合うので一番選びやすい一本ですね。

こちらはちょっと珍しいC Planar 80mm f2.8 nonT 6枚玉です。


80mmの最初期型は6枚玉と言われ、レンズ構成がちょっと異なるそうです。


白鏡胴はnonTと言われるものがほとんどですが


中にはT*コーティングのものもあったりします。


銀色のレンズもまたカッコいいですよね。

CF Planar 80mm f2.8 T*はT*コーティングのクオリティがさらに向上し


コントラストがしっかりでるようになった新しい世代のレンズです。


Cレンズよりもヘリコイドが回しやすいんですよね…(笑)

どれも悩ましいところでしたが、白鏡胴の6枚玉をチョイスしました。


実はこのレンズが最初に生えてきてしまったのが、


ハッセルデビューする要因だったりもします…(笑)




お次はボディということで、500シリーズから選ぶことにしました。


(その他のシリーズに興味がある方はぜひ他のスタッフに直接聞いてみてください笑)


1957-1970に500シリーズの最初のモデルとして販売された500Cです。


500シリーズの最初期型ということで、非常によく作られているのがこの機種です。


500Cでも前期型・後期型があり、後期型になるとスクリーン交換ができるようになります。


うーん、折角だからハッセル使うんだからスクリーンは交換したい…(笑)

1970-1989のロングセラー機である500Cの"モディファイド"バージョンの500C/M。


スクリーン交換はもちろん、長年作られたということもあり個体数が多いため


革の縮みなどがない状態のよいものも多く見られるかと思います。


改良版っていうくらいなので間違いないですよね。

1988-1994に販売されていた専用ストロボで自動調光が可能になったのが503CXです。


正直ハッセルでストロボを使うことはないので、これじゃなくても…という機種なのですが


生まれ年に製造されたハッセルがこの機種の中にあるというので探すか悩みました(笑)


個体の製造年が分かるハッセルはいいんだか悪いんだか…苦笑

他にも自動巻き上げの機種などもありましたが、持ち歩くことを考えて


悩みに悩んだ結果、僕は500C(後期)にすることにしました。


レンズと年代を合わせて、500Cにしたもののスクリーン交換はしたかったので


後期型をチョイスしました。


91年製の503CXも悩ましかったなぁ…(笑)

そんなこんなでレンズ・ボディは決まりましたので、


次回はマガジンとアクセサリーを選んでいきたいと思います。


フードやスクリーンなど選択肢がありすぎてこれまた悩みそうですね…


僕と同じように悩んでいる方はぜひ三葉堂のスタッフに相談してみてくださいね。


ハッセル好きがたくさんお話させていただきます。


ただちょっと話が長いのでお時間には余裕を持ってお越しください(笑)



このシリーズの記事はこちらから






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