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Summilux 50mm f1.4がやってきた



こんにちは、やまもとです。



ぼくらスタッフは、元々フィルムカメラが好きなのであります。



従って、自らプライベートで愛用してるカメラやレンズには、

思い入れもあるわけであります。



と、いうことで入荷してしまいました。








ぼくもプライベートで一番愛用しているレンズです。



ちょっと調べてみれば、多くのライカユーザーが言及しているレンズなので、

ある意味説明不要かもしれません。



なので、おさらい的な意味で少しだけお話しますと、

LeicaのSummiluxと言えば、開放f1.4の大口径レンズ系統ですが、

このシルバーの鏡胴は初代の1stモデルのみで、後継の2ndからは黒鏡胴になり、

外観のデザインから、レンズも新しい設計に変更されています。



1959年から1st 前期の生産が開始され、1961年から後期の製造が始まるのですが、

正確に言うと2ndの新設計のレンズが、じつはこの1st後期から搭載されています。



端的に1stの前期と後期でなにが違うかと申しますとね。


・新設計のレンズが搭載され、逆光耐性や描写力の向上


・鏡胴のデザインはそのままで、長さが2mm短くなった


と、いったところでしょうか。














1st前期というと、わりと淡いトーンだったり開放時の独特の滲みだったり、

いわゆる昨今でいう所の”オールドレンズらしさ”が楽しめるのですが、

後期は結構しっかりとシャープで鮮明、色乗りもしっかり、といった印象です。



ぼくはそこが一番好きで、長らく愛用しているわけであります。



あと、やはりM型ライカと組み合わせた時の格好良さです。

この理由があるからこそ、長く愛用できるものでもあります。



”貴婦人”とも呼ばれる工芸品レベルの造りの良さと

手にした時のずっしりとした重みは…

なんかこう『良いモノ』を手にしたなという所有欲?とでもいうのでしょうか。

凄い満足感のある1本です。



店頭でこのレンズを語り合えたら嬉しいので

琴線に触れる方がいらっしゃいましたら、是非ご来店くださいね。



それでは、また。



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