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どうしてフィルム写真はじめたの?


はじめまして。

三葉堂の看板担当 rincoです。

お店の立て看板をいつも描いております。

そろそろ名刺作ってもらおうかな~なんて

企んでおります。(笑)

そしてなんと ブログも書かせていただくことになりました!ありがとうございます。

大した者ではございませんが この場をお借りしてフィルムの良さについてお伝えしていけたら良いなと思っています。

今回はなぜ 私がフィルムカメラを始めたのか というお話をさせて頂こうと思います。

元々デジタルカメラを使っていたのですが、いつも納得のいく写真が撮れませんでした。

デジタルカメラをお使いの方ならお分かりになるかと思いますが、太陽が光線のようにビカッと写ってしまうのもあまり好きではなかったですし、曖昧な雰囲気で写したくてもパキッと鮮明に写ってしまうんですね。

( デジタルってそうなんでしょうけど。 )

どうも腑に落ちませんでした。

そんなある日、友人が撮った写真をSNSで見た時に驚きました。

その写真はわたしの撮りたい写真の雰囲気のイメージと合致していたのです。

そしてデジタルではビカッとなっていた太陽が、ふんわり優しい雰囲気で写っているのにもすごく驚きました。

その友人はフィルムカメラを使っていました。

当時、"フィルム"という単語に馴染みがなかった私は「そんな昔のカメラでちゃんと撮れるの?大変じゃないの?というかフィルムなんて今、売ってるの?」とその友人を質問攻めにしました(笑)

その後、フィルムカメラで撮った写真を送ってもらいました。

まだ知識は何もなく、どう使うのかも分かりませんでしたが、あまりにも友人の撮った写真が良かったのでその友人と新宿にフィルムカメラを買いに行きました。

そこで出会ったのが、今もずっと使っている愛機のNikon FE2です。

足を運ばれたことがある方はお分かりになるかと思いますが、新宿のカメラ屋さんって結構な台数のカメラが置いてありますよね。初心者なので各カメラの良さなんて全く知らないですから、あ~なんかTwitterで名前見たな~ というこの適当な感じで選んだのがFE2。

公園やお花屋さん、友達と出かけた時にとりあえずシャッターを押して撮影してみました。

何がどう写ってるか分からないこのドキドキといったらもう!言葉になりません。

よく タイムカプセルを開ける時みたい!という表現を耳にしますが、個人的には、クリスマスイブの夜、サンタさんは何をプレゼントしてくれるんだろう~というドキドキの中眠りにつくあの感覚に似たものを感じました。

そしてそんなドキドキを抱えながら近所のカメラ屋さんへ行って現像してもらい、走って帰ってぷるぷる手を震わせながらデータを見ました。

絞りも露出もシャッタースピードも知識皆無ですから、それはそれはひどい写真でした。ピントも合ってない、ブレブレの写真。

でも、それを見て、ああ好きだ!

と思いました。心の底からときめきました。

ピントが合ってなくても、ブレていても、

『フィルムカメラで撮った写真こそまさに私の撮りたい写真』

だったのです。

フィルムカメラを始めた一番の理由ですね。

そんなこんなで、それから約3年経った今でも、初めて買ったFE2を片手に写真を撮り歩いています。

フィルムカメラで撮ると、その場の空気や匂い、色んなものを全て一瞬で封じ込めたような写真になります。

撮った写真を見返していると、走馬灯のように、まるでその場所にいるかのように色んなことが鮮明に蘇ってくるのです。

そして、光や水、葉の緑など自然の描写が優しいのもすごく素敵です。ほかの媒体にはないフィルムの良さだと思っています。

なんだか話の路線が逸れてしまいそうなので今回はここまでにします。(笑)

また登場するかもしれないので 私の名前、

覚えておいてくださいね!

以上、

三葉堂 看板担当 rincoでした~ 。

是非、私の写真見に来て下さい~!

Instagram : @riri______1

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