どうも、こんにちは。やまもとです。
店頭でも問い合わせの多いポラロイドカメラ。
その中でも、映画やCM、ドラマでも見かけることの多い
ポラロイドカメラの代表格がSX-70です。
SX-70の中でもいくつかモデルが存在しますが
いつの時代も人気No1なのが、初代の1stモデルです。
淡く優しい雰囲気の描写もポラロイドの魅力ですが、
カメラ自体の佇まいも愛される理由の一つではないでしょうか。
カメラを折り畳むとフラットなり、
本体を開いて撮影状態にするときのギミックにも
機械としてのワクワク感もありますよね。
あと、1stモデルの魅力として、忘れてならないのが
本革のブラウンレザーが贅沢に使われ、独特のビンテージ感も素敵なところです。
この茶色のレザー、1stモデルとALPHAモデルのみ本革が使用され、
経年とともに風合いが増して、更に自分で使い込むことで
雰囲気良くレザーの色が変化していきます。
レザーの経年変化が楽しめるカメラも他には無く、
愛着が湧いて、持つ楽しみもあります。
あと、レンズ周りのデザインもポイントの一つ。
この放射状に入るラインがポイントで可愛いんです。ぱっちりまつ毛みたい。
実は、この1stモデルには前期と後期の2種類あり、
放射状の線は前期タイプにしかないデザインで、
後期はフィート(ft)表記に変更になりました。
これは「目測でピントを合わせたいのに、距離が分からない!」
と、ポラロイド社にクレームが入った為と言われています。
だけど、今となっては、この前期の方が
SX-70のアイコン的なデザインとされていて、
人気も1stの前期が圧倒的に高いです。
ドイツ製の精巧なカメラとは違い、
愛嬌のあるデザインと意外性のあるギミック、
使い込む程に本革の経年変化も味わえる。
それがSX-70 1stモデルの魅力ではないでしょうか。
また、日を改めて、別のモデルを紹介しますね。
それでは。